アングラーズレポート

2024.10.21 バス

フィールドテスター　安達群真
JB岡山第3戦 7位入賞！

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皆さんこんにちは。
フィールドテスターの安達群真です。

7月21日に高梁川で行なわれたJB岡山第3戦に参戦して来ました。

今回は大雨の影響もあり、プリプラクティスには行けず練習は前日プラクティスのみとなりました。決められた時間の中でバスを探さないといけない。そのためシーズナルに当てはめて行き広く浅くエリア全体を見て回りました。

注意してみたのは

・カレント
・水質
・風
・ベイト

この4つを意識してプラクティス。

夏場の定番ともいえる上流部を朝一見るもベイトが少なく、水質が安定していないような感じ。最上流より少し下った蟹網エリアに入ると中洲の内側の水質が安定しており条件的には良い感じ。

エリア全体を見た感じ、上流ではオープンウォーターよりも中洲の中の水のヨレ。中流域ではオープンウォーターの縦スト。周辺にストラクチャーがあれば尚よし。中流域の護岸のブレイクをフットボールのカーブフォールで狙ってみるとバイトがビックリするほどある。

試しにフッキングしてみると高梁川産の「50up」が登場。

似たような水質がよく、風の当たる縦ストを見て回りバイトのみをとりプラクティスを終了。スロープに戻り他の選手と話をしていると良い感触だったのは私だけではなく多くの選手が明日に期待を持っているという感じでした。

【当日】
スタート順は抽選でゼッケンの後ろからのスタート。私のスタートナンバーは23番なので2番目のスタート。ファーストポイントは会場対岸の護岸。多くの選手は上流か下流に分かれ、中流域は貸切状態。

スタートしてから前日バイトが多かったフットボールのスイミング。浅い側に投げて極力ボトムにタッチさせないようにカーブフォール。基本は投げてロッドを立てておくだけです。ボトムにタッチしたらルアーを持ち上げてボトム付近をスイミングをして再度カーブフォール。

スタートしてわずか5分。浅いところからブレイクに差し掛かったときに明確なバイト。巻き合わせからのごり巻きファイトでランディング。上がって来たのは激流に揉まれて鍛えられた筋肉ムキムキなキロオーバーのバス。

使用していたラインは「ソラローム®エクスレッド 16lb」。普段フットボールは「14lb」を使用することがほとんどですが今回は「16lb」を使用。

岩がゴロゴロあるエリアを狙っていたのでいくらスイミングでボトムに置かないとは言ってもラインには傷が付きやすくなる。いつも以上にラインチェックをして合わせ切れの可能性を極限まで減らせるためにこのようなセッティングにしました。

もう1つはスイミングで釣っていたため、ラインを抵抗を利用して岩の上を滑らせるために「16lb」を使用しました。飛距離は多少落ちますがそれ以上にメリットの大きい選択だったと思います。

1本目をキャッチしてから引き続きフットボールで攻めて行き、ハードボトムエリアを回るがショートバイトに悩まされフッキングまで至らず。時間も少なくなって来た頃朝イチのエリアに戻る。

朝イチ釣った所よりも少し上流の張出しが深い位置まで伸びているスポット。水温も上昇していたためブレイクが落ち切るまで丁寧に探ると抑え込むようなバイト。風も強くバイトが分かりにくい状況で明確なバイトでは無かったが流石は「ソラローム®エクスレッド」。疑うことなくフルパワーフッキング。

サイズは1本目と似たサイズ。だが顔が見えたと同時にジャンプでフックアウト。今回リールのギア比を操作性重視で考えていたためローギアを選択していました。それが仇となり手前に走って来たのに対応出来なかった。

ロッドとリールのタックルバランスを煮詰め、ハイギアを使用していたら取れていたのかも知れない。ショックを隠せないまま残りの時間に全力を注ぐがその後はバイトはなくタイムアップとなりました。

朝イチ釣ったバスのみのウェイインをなりました。

参加者21名参加で12名のウェイイン。複数匹ウェイインは4名。今年の高梁川で一番釣れた試合となりました。

私のウェイトは1本で1,236g。順位は「7位」。お立ち台まで14g。1,200g代が3名おりお立ち台まで14gと大接戦でその争いに負けてしまった。最後の1匹がいたらと今でも思い出します。

しかしこの結果で年間順位は「5位」までジャンプアップしAOYも狙える位置まで来ました。全体的に釣れてきている高梁川なのでこれからが楽しみです。

川特有の地形でありらこちらに石や木、鉄杭まである。そんなところでは「ソラローム®エクスレッド」が大仕事してくれています。

この調子で最終戦もしっかり準備をし、全力を注ぎます。