アングラーズレポート

2024.06.13

フィールドテスター 明楽賢一
「連荘釣行 陸平根の磯でグレ釣り」

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前日の大瀬での釣行から連荘釣行です。2日目はおかっぱりです。準備を整え、背負子を背負い、少し早いですが釣り場に向かいます。背負子を背負っての移動は初めてでしたが、かなり大変です。

行きは下りなのでまだしものはずが、行く途中でもうやらないと心に誓っていたのは秘密(笑)。特に磯場を歩くのは危険でした。背負子が重く、地面のちょっとしたデコボコでバランスを崩し、非常に慎重に歩かなければなりませんでした。

比較的平らな陸平根の磯ですが、それでも非常に怖かった。そんなこともあり、一番乗りしながら、入りたかった釣り場に入らず、その手前に入ってしまいました。暗闇ということで、間違えました。釣りしながら、それに気づいたのですが後の祭り。

薄明るくなった6時過ぎから実釣開始です。まずは手前にコマセを入れ、探っていきます。このタイミングが一番ワクワクする瞬間ですが、期待に反して明確な反応はなし。幸い、餌は取られるのでその点は良しです。

時間が経過しても状況は変わらず、沖目、中間を中心に、左手の払い出しの泡の切れ目なども狙っていきます。ウキが沈る場所でもアタリなし。餌取も余り見えません。

ノーガンだったのを、からまん棒の下にG6を打つも状況に変わりはありません。先端に入った方も厳しいようですが、小さいながらも本命をキャッチする姿を見ました。

左手の払い出しの周辺を狙い、コツンというアタリを合わせるとスズメダイ。上顎中央、へらぶななら「センターバッチリ」という場所に針掛かりしています。しかし、この後も反応を得られず迷走。

11時過ぎ、回収のためリールを巻くと魚の手応えが。丁寧にやり取りして上がってきたのはブダイ。本命ではないのでガックリ。

隣の方は良い型も交えて、中間から手前で釣っていましたので、何かしら変更しようと考えます。針を細軸の4号にするもダメ。ハリス2ヒロの中間にG7を追加。すると餌が残るようになります。

待ち時間を少し長めにするも、餌が残るようになります。そのうち餌が取られ始め、確認すると自然とG7が外れていました。再度打とうとしますが、小さくてうまく付けられず断念。

ここでふと我に返り、餌が取られないのはG7を追加打ちしてからで、仕掛けが入り過ぎて棚が違う、もしくは仕掛けが立ちすぎているのではということで、からまん棒の下のG6も外し、ノーガンに変更。

ウキの浮力も最大から1回転絞って調整。ハリスが張ったら馴染むように調整します。左手の払い出しにコマセを打ち、餌取のイワシ、スズメダイが出てきますが、そこに合わせて投入。しばらく待つとウキが馴染みます。

しかし、アタリを取れず打ち返しのため回収しようとすると手応えが。引きからして本命メジナ。水面に現れたのは、30cmクラスのメジナでした。

この時点で3時15分前。長かった。再度、足元を狙いますが、反応を得られず、ふと沖目を見ると良い感じの泡目が見えます。そこにコマセを4~5杯撒き、仕掛けをドンピシャで入れます。

そのまま右にゆっくりと流れ、7~8m流れたあたりでウキが馴染み、ラインを張り気味にしているとコツンという小さいながらも明確アタリ。合わせると30cmオーバーのメジナ。

さらに同じように狙っていくと、次はラインが一気に走り、先ほどと同クラス。さらにさらに同じように狙い、ウキが馴染んだところでラインを張るように竿を持ち上げると、竿先を持ち込むアタリ。強い引きで上がってきたのは、この日最大の35cmクラス。

【銀鱗®SSブラックマスター®エクストラ 1.5号】
【トヨフロン®スーパーL・EXハイパー 2号】

次の投入でも同じように釣れたものの、サンノジでした。この間、約1時間。劇場的なひと時でした。サンノジ含めた4連荘は気持ち良かったです。

手に取るように魚の反応が見えた瞬間。6時から9時間耐えた甲斐がありました(笑) たかだかG6、G7のガン玉の影響がこんなにあるとは想定外でした。すごい勉強になる体験でした。

4時になりコマセもなくなり、足元に残りのコマセを全部巻き、ラスト1投しましたが餌取にやられ、悔しいので泣きの1投。すると、今日一日のご褒美がありました。

馴染んだウキをラインを張りつつ待っていると、ラインが走ります。無事に上がりグレをキャッチ。サイズは30cmクラスでしたが、サイズではなく釣れ方が嬉しいですね。

これにて気持ちよく納竿です。

タックルデータ

竿1-530
リールレバーブレーキ付3000番
道糸銀鱗®SSブラックマスター®エクストラ 1.5号購入する
ハリストヨフロン®スーパーL・EXハイパー 2号購入する
ハリグレ針4号、6号
ウキ00
バラケさヌカパン
喰わせエサ生オキアミ、ボイルオキアミ、漬けオキアミ
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