アングラーズレポート
2024.09.25 渓流
フィールドテスター 池田久敏
「2024年渓流シーズン上半期のBIG-1」
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私は昨シーズンに100本以上の尺上アマゴ釣り上げることに成功した。その釣行の中で大物を釣り上げるには、ある一定の法則があることを発見した。
一定の法則と言っても季節や水量などの自然環境に左右される部分もあり、簡単に言葉で表現することは難しい。それでも強いて言葉で表現するのであれば「餌の流下速度」である。
具体的にどのくらいの速さで餌が流れると良いのかは、これまた言葉で伝えるのは難しい。立ち位置やラインの入水角度によっても餌の流下速度は変化するため、最終的には釣りの経験値に依存することとなる。
明確にお伝え出来ないのが残念ではあるが、私が発見した一定の法則が本当に有効なのかを確かめるという目標を立て今シーズンに望むことにした。
地元長野県諏訪東部漁協管轄内の河川では5月下旬ごろから大物が動き出す。今年はゴールデンウィーク明けに真夏日並みに気温が上昇した日があった。私は魚が動いていると予測し釣行を計画した。
不意の大物に対応できるように選択したラインは「将鱗®渓流スーパーエクセル 0.8号」である。これを通し仕掛けで使用した。
魚が着く深場からのかけ上がりを、餌のミミズがギリギリ吹け上がらない程度の速度で流していく。するといきなりひったくられるようなアタリが竿を持つ手に伝わった。即アワセを入れて竿を絞る。
掛かっても尺上だろうと思っていたが、水中でローリングする魚は一回り大きい。久しぶりのやり取りで転倒してしまったが、何とか無事にタモ入れに成功した。
魚は「42cm」の尺上本流アマゴ「諏訪マス」であった。今季初の「諏訪マス」が「40cmオーバー」とは、なんともうれしい釣行となった。そして私が発見した一定の法則が間違えではないと確信した。
いきなりの大物の引きに耐えてくれたTORAYラインにはいつも感謝である。尺上100本という数字を意識すると釣り自体が業務的になるため、今年は数字を気にせず楽しい釣りを心がけていきたい。
タックルデータ
ロッド | 83-90 本流竿 | |
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ライン | 将鱗®渓流スーパーエクセル 0.8号 | 購入する |