釣り方HOW TO
2024.01.18 磯
軽い仕掛けの馴染ませ方(ノンサミング)
猪熊インストラクターが「ノンサミング釣法」について解説。
とある釣行、比較的潮の流れが速い状況だが、猪熊氏はガン玉無し=ノーシンカーで攻める。速い流れの中でどうやって仕掛けを馴染ませて、ツケエサを目的のグレに届けているのか?
その秘訣は「サミングしないこと」と猪熊氏は語る。
仕掛けの着水時にサミングをすると、ハリスが直線の状態になってしまい、潮の抵抗を受けてしまう。ハリス全体が潮の抵抗を受けてしまえば、ツケエサが入っていかなくなり、アタリにもつながらない。
それを避けるために「サミングしないこと」が重要となる。仕掛けをキャストした際、着水直前にサミングせずに、ウキからツケエサまでの部分をあえて”グシャ”っとたるませた状態で投入する。そうしてハリス自体もたるませた状態で仕掛けを入れることで、軽い仕掛けを潮に馴染みやすくさせるのがポイントだ。
このやり方は猪熊氏が自信を持ち、20年近く実践してきた重要なアプローチだ。